kotono in midnight

見た目はFabulous、中身はpolitical

電話と銭湯。未熟な私にいつだって優しくしてくれてありがとう。

こんばんは、Kotono in midnightです。

久しぶりに日記。7月2日のこと。

 

私は仲良しのご近所さん(実家の)で、両親より年上の年の離れたお友達がいる。

とっても素直で思考がシンプル、芸術家でもあり先生でもある優しい人。

私の派手な髪色やファッションを気に入ってくれたことがキッカケで仲良くなった。

 

その人とこの日 電話したときに、

「ことのちゃんのお母さんはことのちゃんが可愛くって仕方ないんじゃない」

「そうですかねー、どう思ってるかわからないですけど、そうだといいですねー」

「そんなのどう思われてたって良いじゃない」

「ハハッ♪…たしかに!!」

という会話をした。

 

どう思われてたって良いじゃない。

本当にびっくりした。そんなこと言ってくれた人、初めてだった。

本当に、どう思われてたって良いじゃないか、という気持ちになってきた。なんだかすごく、安心した。

 

母が私のことを可愛がってくれているとわかるとき、私はすごく嬉しくて、なんでも楽しい気持ちになる。

けれど、人間対人間、いつもそういうわけにはいかない。そういうことを大人になってもずっと引きずっている。

 

でも、どう思われてたって良いんだ。

お母さんも、私のことをどう思っていたって良いよん、と言えたらいいなぁ。

 

そしてその電話をする前だったか後だったか、近所の銭湯に行ったら、「あなた何キロなの?〇キロはある?細いねえ」とこれまた年の離れたお友達候補になりそうな人に声をかけられた。

第二次世界大戦を経験したかギリしてないかぐらいかなという年代に見える人には、体型のことを言われても仕方ないと思っている。私より細い人や私くらいの体型の人はどこにでもいるけど、どうも私はその年代の人が声をかけやすいオーラを放っているらしく、よく心配されるのだ。

本当に心配なんだろうな、と素直に思う。とにかく食事に困らないことがすごく重要で、たくさん食べて栄養をつけないと生きていけない時代を生きてこられたはずだから。

「普通にご飯食べて、元気ですよ」とあっけらかんとした言い方で返事をする。

「いやぁ、細いわ」と念押しされる。ケラケラ笑うと、場が和むのがわかる。

湯船に浸かると風邪を引かない、熱中症にもならない、という話をしたり、お互いの出身地や東京にきてどのくらいかなどの話をした。

「あなたこの前もいたでしょ。細いなと思ってたのよ」と言われ、記憶力がしっかりしている人なんだ、と反射的に思った。

毎日同じ時間に来ているそうで、また会ったら何か話すんだろうな、それがなんだか面白く感じる。名前を聞いてなかったな。

 

私のおばあちゃんは2人とも、たくさんご飯を食べさせてくれたけど、無理して食べなくていいと言ってくれる人だったし、体型のことも2人そろって何も言ってこなかった。すごい共通点だと思う。

そういえば2人とも、私の手や足を小さい、と言って愛でてくれていた。「キレイな可愛い手やねぇ」と手を撫でてくれたり、私の気が済むまでマッサージしてくれたり。

日々の鬱憤をぶつけてしまったことも正直たくさんあって、特に近くに住んでいた母方のおばあちゃんには嫌な思いもさせたよね、ごめんね。未熟な私にいつだって優しくしてくれてありがとう。

父方のおばあちゃんは長生き。元気に過ごしてほしいな。

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お母さんが作ってくれたコロッケでおしまい。