kotono in midnight

見た目はFabulous、中身はpolitical

誰がテロリスト?!俺がテロリスト?!どうやってテロリストに?自分の祖国で暮らしてるのに

こんばんは、Kotono in midnightです。

今週はアクティブな週。普通に働いてますが。

月曜日は「自由と壁とヒップホップ」の上映会へ。ほんとに開催感謝です。

DAMすごい。パレスチナHIPHOPアラビア語ラップの先駆者。最初はとにかくイスラエルで音楽で成功するために活動してたみたいだけど、DAMの音楽を構成するものは30%が政治、30%が文学、残り40%が日常(空爆、虐殺、占領、イスラエルによる最悪のすべて)

代表曲「Who's the terrorist?」の日本語訳の一部を抜粋

誰がテロリスト?!俺がテロリスト?!

どうやってテロリストに?

自分の祖国で暮らしてるのに

誰がテロリスト?!あんたがテロリスト!

あんたが奪ったんだ、俺のすべてを!

この曲は2000年代の曲。今でもまさに言えることなのが本当に辛い。

とにかくエネルギッシュで、エンパワメントの力がものすごい。どんどんパレスチナHIPHOPは発展し、音楽があるからかろうじて生きていられる若者がいることを知ってほんとに切実で胸打たれた。音楽がほんとに命綱になってて、良かった…。私が彼らの音楽を両手放しで私が楽しむ資格はないと思うんだけど、やっぱり、心にグッと届く。すごい。

あとは彼らがめちゃくちゃフェミニストなことを知れたのも上映会ならではで嬉しかった。

この日記を再開したのも音楽がきっかけだし、やっぱり音楽を大事にしていきたいなって改めて思う。

本を読んで楽しいと思ったり、興奮したり、そういうことをまたしたいなぁ。絶対できるよ。

こんばんは、Kotono in midnightです。

移動の電車の中で。

大田ステファニー歓人さんの受賞スピーチすごい。「なりたくない 恥知らずの作家」

ちゃんとガザでの虐殺について言及。

痺れた。

ガザではたくさん本も焼かれている。そんな中で、虐殺をないことのように綴った平和に、未来などあろうか。

本には世の中を根こそぎ変える力があると私は思う。だからこそ作家や様々な形で言葉を綴る人たちが虐殺に抗議する社会になっていけたら良い。

 

かくいう私は最近めっぽう本アレルギーなんですけどね。何も読めない。読みたいとも思わない。いつも座るデスクの後ろにはでかめの本棚があるんですけど、今はあるだけでお腹いっぱい。借りてる本を全て返し切りたい。そして今後は絶対に借りないようにしたい。

今年中に借りてる本を読んで、来年3月までに返します。丁寧な感想はかえせないかも。申し訳ない。皆さんごめんね。

 

でも大田さんの本はぜひ読みたいなぁ。本を読んで楽しいと思ったり、興奮したり、そういうことをまたしたいなぁ。絶対できるよ。大丈夫なのはわかってる。

 

ちなみに今年読んでいちばん感動した本は「イヌはなぜ愛してくれるのか 「最良の友」の科学」です。これは本当に、犬好きには本当に響く。愛を科学してくれたこと、説明のつかない美しい眼差しの根拠が紐解いてくれたこと、本当に感謝して泣きながら読みました。

小さいことからとは言いつつも、自分のやってることに意義があるって強烈に信じてる。その気持ちがないと、私はとっくにここにいない。

こんばんは、Kotono in midnightです。

書き始めが12時。もう眠いです。部屋が散らかってます。

明日は岸田総理退陣デモに行きたいんだけど、出社しなきゃいけなくなったし、行けない気がしてきた。

まじでキレてて、自民党が解体してほしすぎて発火しそうなのに。

自民党がなくなったらどこが代わりをやるの?」とりあえず立憲にやらせるしかないでしょ。立憲はまじで終わってると思うけど。でも立憲がやるの。

本当にもう、現政権は支持率の問題じゃないの。支持しちゃダメなの。国のために仕事して欲しいって思って支持してる人ぜっっったいにいない。そんな政権、政党に権力握らせちゃダメなの。なんでって国がどんどん貧しくなるから。

もう日本は貧しい、ずっとそう。本当に悔しい。無関心をじくじくと育ててきた成果はすごいですね。こんなにも国を衰えさせることができるんですからね。

 

でも結局無関心って軸も根もないから、ちゃんと壊せる。例えばpumaのボイコットの成果だったり、停戦に日本が賛成したことだったり。1人がほんの少し動く、の分母がどんどん増えたら良い。持続可能な社会を、ってそういうことじゃん。

 

はぁ。本当に怒っているよ。もう疲れているよ。

でも私は社会を変える使命を背負って、どんどん手を広げていくよ。そういうことをずっと言い続ける。し、やり続ける。

小さいことからとは言いつつも、自分のやってることに意義があるって強烈に信じてる。その気持ちがないと、私はとっくにここにいない。

故郷を奪われるということが、どういうことなのか私はまだまだ全然わかっていない。

こんばんは、Kotono in midnightです。

 

私は、正直ガザの人々に対して、早くみんなその場から逃げれたら良いな…早く逃げさせてあげてと祈っていた。

でもこの祈りは、あまりにも的外れだったと気づいたんですよね。

 

まず、「逃げる」ということについて。

なぜガザで暮らす人々が、逃げなければならないのか。逃げるってどういうことか、そもそも逃げるという言葉が適切かどうか。

そこから考える必要がある。

 

10月、緊急イベント上映で「ガザ 素顔の日常」を観た。

感想の一部を抜粋

「若者は自由のために全てを犠牲にする」
「私たちは鉄の塊じゃない。生身の人間だ」

日本にいるとガザは、崩壊している灰色の街並みの印象が強い。実際そうなっているが、市井の人々は元々鮮やかな色彩感覚を持ち、本来街の彩りも豊かなんだと思う。
海沿いの小さな小さな街。東京よりももっともっと小さな。

 

映画が「素顔の日常」をハッキリ記録し、私はそこからガザの素顔を感じ取ることができた。

新土さんのTwitterのスペースでも、パレス千ナの明るさや人の温かさが知られていないとおっしゃられているのを聞いた。

 

「早くみんなその場から逃れられたらいいな」?

過去の自分の言葉を責めるつもりはないが、勘違いも甚だしい。本当に謝れるなら謝りたい。

 

街も人も破壊される。自分たちの国を、街を、命を、あまりにも多くを、奪われている。

それで逃げるとは。

「若者は自由のために全てを犠牲にする」、それは、自由を奪われること=全てを奪われることと、ガザで生きる人々が、まだ若いひとりひとりが、骨身に染みてわかっているからではないか。

 

故郷を奪われるということが、どういうことなのか私はまだまだ全然わかっていない。

野菜のつやめき、海や川のきらめき、人の目の輝き。あまりにも卑怯に、恐ろしい腕力で奪われること。

私のルーツは高知にもあり、それこそ個性は違うが野菜のつやめきや海や川のきらめきをいつでも心から取り出して眺められる。

それはその場にいなくても、今もそこにあると安心しているから、できることなのかもしれないな。

 

なぜガザで暮らす人々が逃げなければならないのか。尊厳を前に、虐殺を前に、それでもまだ掲げられる理由などないはずだ。

逃げるってどういうことか、そもそも逃げるという言葉が適切か。追いやられている。逃げる意思がある人はどれだけいるだろう。「家族と一緒にしにたかった」と泣く子どもに、逃げてと伝える権利はあるか?

 

悲しくて泣いてしまう。

 

まだまだ言葉が足りない。私の言葉が足りないままでも、パレス千ナが解放され、じっくりと言葉が紡げたら良いのにと、今はただそう祈る。

私の言葉が足りるときはきっと来ないけれど、それでも一刻も早く、虐殺やめてくれ。

Strike for gazaの日/デモで踊って思ってん

こんばんは、Kotono in midnightです。

久しぶりに更新してるから、書き終えるタイミングで消してしまった。もっかい書いてるねん涙

月曜から仕事忙しくて疲れてるのにさー涙 って、つかれアピール許されたい涙

 

ちなみに私の独特のビジネスメール崩し、絵文字みたいな感じで「涙」つけること笑

例えば こちらこそ申し訳ございませんでした涙

とか。「泣」じゃないんや…って自分でも思うけど、一滴の涙を表してるんよね。「泣」より重くなくてちょうどいい気がしてるねん。捉えられ方は人それぞれ、わからんけど。

外部の方でもやりとり多い人には送ったりする笑

あかんときは句点だけやから安心してください。いやみんなどうでもいいよな笑

 

そんなことより、今日はStrike for gazaの日でしたねー。今日知って今日全部実行でけたわー!パチパチパチ

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このツイートに画像altつけたよー

https://x.com/k_inmidnight/status/1734036794810012081?s=46

今知った人はせめて5番だけでもー!

これまたやって欲しいわ。やらなくて良い未来が今すぐ欲しいけどさ。

 

てか、いつも思ってるねんけど、音楽って頼ったときのパワーえぐいよな。世界が変わるとき、音楽がそばにあると思う。歴史上語られてないとしても、きっと記されてないだけであったはず。

でも、だからこそ凶器になった時のパワーもえぐいけどね…。

 

私は音楽そのものが好きなんやと思う。ディグって自分で曲見つけ出すことはあんまりしないけど、相当音楽好きと自負しております…。

改めて、昨日デモで踊って思ってん。

デモで踊って思ってん…めちゃくちゃ語呂ええな。きもちよ〜

 

今日はこんなもんで。昨日たぎってたから文章に力あるけど今日はゆるゆーる。人間v

パレス千ナで起こってる虐殺を記録しないといけない。

こんばんは、Kotono in midnightです。

 

またまたまた、日記を再開します。

今日protest raveに行って、力がみなぎりました。たぎってます。

毎日、ありえないニュースばかりを知りますね。

誰にも見せない日記は引き続き書いてますが…一緒にいろんなこと一緒に考えましょう、と思って。

 

あとは、何より、パレス千ナで起こってる虐殺を記録しないといけない。

イスラエルは、民族浄化だけでなく、その歴史をも焼き消す明確な意志がある。

イスラエルは、ガザの病院や学校、家だけでなく、公文書館(歴史資料がたくさんある場)も破壊したから。

それならば世界が、消させてはならないと改めて思いました。私はその世界の一員でありたい。もう取り返しがつかなくても、その惨状を記録し、語り継ぐことはできる。

私ができることを少しでもしていきたい。

日記を綴ることで抵抗したい。

 

てか、民族浄化って言葉、不勉強だからだと思うんだけど、本当に違和感がある。

浄化って。民族の浄化?

いや、意味は知ってるの。でも、言葉として破綻してると個人的に思うんです。

浄化という言葉を機能させたなら、

民族浄化パレスチナの人々が、1人残らず解放され、日常を生きること

こう言えると私は思う。これはめっちゃ個人的な意見だから。

いま本当に、本当に、パレスチナイスラエル(と虐殺に加担する国)によって汚染されてるんじゃないんですか。

 

パレス千ナ人を殺せとラップする曲が、イスラエルの音楽チャートで1位になっているらしい。

protest raveのデモでスピーチされてた方の話で知りました。

 

ヒューマンアニマルという言葉をTwitterでちらっと見た。これで言うアニマルは、殺しても良いと判断している意なんだろう。

これは背後に教育がある。この考えは教育しなければ身につかない。

誰も殺すな。

 

イスラエルでは、パレス千ナ人を殺してもいいと教育される一方で、パレスチナでは教育自体ままならない。

イスラエルは世界的に医療が進んでおり、世界中から医師らがその技術を見に来るらしい。しかし壁を1枚超えたガザでは、麻酔も抗生物質も、ガーゼすらない。

 

いま起きていることを虐殺と言わずして何と言えよう。

パレス千ナ出身の方がスピーチで、「私たちは絶対に許さない」と言っていた。

涙がでる。

今後もしイスラエルが許しを乞うたとしても、もう絶対に許されない境地に、あまりにもえげつないスピードで、達している。

 

私はそれを見ている。

パレス千ナが解放されるそのときも、見なければならない。

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一緒に考えていこう。

「天使の会合」開催に寄せて

こんばんは、Kotono in midnightです。日記ブログはお久しぶり。

とてつもなく長く感じられた夏も、去ればあっさり跡形もない。

 

今夜は「天使の会合」についてお話しようと思います。

まずは以下詳細を。

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2023.10.29日  天使の会合vol.1

トークセッション
・嶋田紫文
・Kotono in Midnight

open 19:00  talk session 20:00〜21:30
after party 21:30〜23:30

ticket+miniZINE ¥2500+1drink

miniZINEの内容
・私たちの装い物語
・装いを元にしたキャラの架空日記

チケットご予約はこちら⬇️
ticket — shibasaki mod

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ノンバイナリージェンダーをオープンにしている詩人の嶋田紫文に、ジェンダーのラベリングが難しくなってきたイベントオーガナイザーのKotono in Midnightが話を聞いていく、定期開催のトークセッションイベント。
第1回目となる今回は、紫文と詩の出会いについて。自身をノンバイナリーと自認する中で、詩を生み出すことはどのような営みなのか。詩は自身のアイデンティティにどのような影響があるのかなど、紫文のパーソナルな一面を紐解いていきます。
お互いのクィアネスをそっと抱きしめたり慈しんだりしながら、自分たちをはぐれ天使になぞらえて自由なおしゃべりを紡ぎます。

 

といった内容です。

トークテーマを「Shimon meets poet」としました。

これまで作られてきた物語の中に、「Boy meets girl」「Girl meets boy」なるジャンルものは多いと思います。確かに人と出会うことで人生が動いていくことは多いと思います。でも「異性」でなければ動かないんでしょうか。

「異性」ばかりが自分を変えてくれる存在ではないのに、何度も繰り返されるドラマが異性愛主義を助長してきたと思います。

 

けれどもそんな世の中で、紫文は詩に出会いました。

生き延びるために、詩を紡いでいく紫文

この人の言葉に耳を傾けたいと、私は思うのです。

 

私は、以前このブログで

私の戦いは、個人が集まって話す場、あるいは踊る場をつくること、時に小さな宝物・ZINEを通して対話をすることでありたい。

と書きました。私は自分のことを天使であり、戦士でもあると思っています。だからいつも、「生き方=戦い方」という価値観が軸としてあります。

「天使の会合」では、とても穏やかで温かな心を持ち寄りながら、紫文の声を誰にも奪わせない、とかたい決意が1番にある、そういう戦い方をしていくことになると考えています。

だからもちろん、紫文の話を私と一緒に聞いてくださる方のことも、透明化したくないと心から思うのです。

話すこと、話に耳を傾けること。どちらも今すぐできるシンプルな草の根的社会運動です。

 

今回のトークに関することも、それ以外のことも、私と紫文でたくさんおしゃべりをしてきましたが、まだまだ足りません。そして2人だけの言葉で話す中で、私たちと同じように、社会で生きづらい思いをしてきた・している人たちに届けたい想いがたくさんあると感じました。

誰かを救いたいだとか、癒したいだとか、そういう風に思うことは傲慢ですが、それでもやっぱり、その可能性を信じずにはいられないのです。

 

SNSには書ききれない、2人の大切なおしゃべりが翼のように誰かの心に届きますように。

明日からどうやって生きていこうと考えるとき、少しでも優しい色のあかりが灯るキッカケになりますように。

 

この世の中にうんざりして、途方に暮れても、それでも生きていくのは、そこに言葉があるからなのかもしれないと、私は思います。

 

言葉をギフトのように大切に包んで、10月29日(日)、待っています。