kotono in midnight

見た目はFabulous、中身はpolitical

自分の奥底に押し込めているような誰にも言いたくない気持ちと似た気持ち(あるいは経験)を話されていることに驚いた。

こんばんは、Kotono in midnightです。

4月15日の日記。

 

何度寝かして14時ごろ携帯をいじりだす。今日はシネマ・チュプキ・タバタで17時20分から上映の「この星は、私の星じゃない」を観に行くと前々から決めていた。なんだかんだで家を出るギリギリの時間になり、田端へ。

3月頭までこの辺りに住んでいたので、特に懐かしさはなく雨の中スンスン映画館へ向かう。

相変わらずとてもあたたかい空気に包まれている素晴らしい場所。

CINEMA Chupki TABATA(シネマ・チュプキ・タバタ)CINEMA Chupki TABATA

 

シアター内で若い人は多分私だけか、いてももう1人いるかくらい。

このドキュメンタリー映画は、田中美津自身にフォーカスし、彼女の運動についてよりも、人間味を映し出そうとしていることが序盤からわかった。日本におけるウーマンリブ運動のカリスマと呼ばれる彼女が、自分にすごく近い存在な気がしてくる。私は田中美津の著書を読んだことがなかったので、自分の奥底に押し込めているような誰にも言いたくない気持ちと似た気持ち(あるいは経験)を話されていることに驚いた。同じタイトルの本も読みたい。

この人がトランス女性を差別しない人であることを願いながら観ていたので、周りの号泣している人達ほどは集中して観られなかったけれど、「かけがえのない、大したことのない私」を読みたいな。とっても彼女らしいタイトルなんだろうな、と勝手に嬉しくなった。

 

映画を観終えてから駅前のマックで少し休憩してから、日本橋の方にある複合施設「Keshiki」の近くにあるスペース「AA」で、Somewhere in Tokyoによる、レイヴそのものをインスタレーションと捉えたエキシビジョンが開催されるとのことで、たくやさんに教えてもらい遊びに行く。

Somewhere in Tokyoによる、レイヴそのものをインスタレーションと捉えたエキシビジョンがAAにおいて開催 | EYESCREAM

廃材でできたオブジェは迫力があってかっこよかった。レイヴと廃材は多面的に相性が良い。だからより立体感を感じられるのかもしれないと思った。

たくやさんに最近の夜遊びで感じた話を聞いてもらう。いつも的確なアドバイスをくれるので、質問できるのが嬉しい。

 

ティルマンスも、このエキシビションも、来週末のSLICKもレイヴ。私とレイヴにも深い繋がりを持ちたいと思う夜だった。

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