kotono in midnight

見た目はFabulous、中身はpolitical

戦うべきはいつも権力であり社会構造

こんばんは、Kotono in midnightです。

 

あー。書いてて消えるということを2度も繰り返した。2度目はあと公開するだけってところまでいったのに。でも頑張って3度目書いて更新するわ、人生そういうもんやし。七転び十五起き♡(突然のアンミカ)

 

そして寒い。エアコンの掃除、業者に頼もうかと思って、いつも自分で適当にやってるから。やってる人どうですか?一人暮らしの人。

 

最近ほんとにSNS疲れがたまってきたんですよね。戦うべきはいつも権力であり社会構造という話を親しい知人(友人)としてて、そうなってないなって思うことがすごく多いから。

こうして会って話して本音を言い合える関係の人を大事にしていくことも、すごく政治的よね。

 

でも生きてるうちに見たいなぁ、社会的弱者を追い詰めることしかしない、腐りきった権力者たちが音を立てて崩れるかのように自分の地位を失っていく様を。

 

だから「エルピス  ー希望、あるいは災いー」にちょっと期待を寄せてしまう。

 

これ良い意味でめちゃくちゃ気持ち悪いドラマ。ここまで気持ち悪いのすごい。何が気持ち悪いって、「知ってる…」って思い浮かぶ人とか、「この展開、あのときと同じ…」と思うような過去の経験だったりが描かれてる。都合の良い書きかえが全然ないの、だから本当に嫌。それがここまで食い気味に見れてしまうのは、やっぱりこちらを試す問いを静かに投げかけてくるのがわかるから。その答えこそが私の人間性、生き方である気さえしてきて、怖くもある。視聴者を全くなめてない、同じ目線で「私たちは現実にどれだけ向き合っているのだろうか」と葛藤しているかのような、でもこれも錯覚かもしれない。全て見透かされているんだろうと思う、脚本家・渡辺あやさんに。

 

あっここから普通にネタバレしますね、HPどうぞ。

エルピス —希望、あるいは災い— | 関西テレビ放送 カンテレ

 

いやー、昨日の最新話見てさ、岸本の目が良いなと思って。

映画「新聞記者」の松坂桃李が演じた人の最後の目と重なったわ。

「新聞記者」は最後やったけど、「エルピス」はこれからが本番みたいなとこあるからね。

今後岸本がどうなっていくか私には全く予想できないよ〜。「勝ち組でいさせてもらうために負け続けてきた」人間が、自分の負けにちゃんと向き合ってからどうなるのか、どう描かれるのかめちゃくちゃ楽しみ。あとは結局ハラスメント全開男が一番芯食ってるのも最悪でリアルで目が離せない。人間模様がどんどん変化する、これからなんやろうなと見ていて気合いが入る。

敵の見えなさも絶妙で、現実とがっちりリンクしてる部分がわかる度に心抉られるような気持ちに。現に死刑に関してもそう。安倍もでてきたし。

 

でも結局、鈴木亮平長澤まさみのベッドシーンが最強すぎてそれが全部もっていく笑

色気でテカテカやもん。何あれほんまに。

ただ月曜10時のドラマとしてバランス良いと思う。関心ない人もここだけ見たいがために見ればいい、気づいたら引きずり込まれてるはずやし。

あと長澤まさみのナレーション、20代後半〜30代の女性は身に覚えある人が意外と多いんじゃなかろうか…。目を背けたいようなことばっかり言わんといて。

 

来週も楽しみです。

 

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友人が撮ってくれた後ろ姿でおしまい。ありがとうね。